2011年09月25日

「暑さ寒さも彼岸まで」に込められた深い意味

■よく使うのに、よくわからない「暑さ寒さも彼岸まで」

 さまざまなシーンで交わされるお天気の話題。この時期は、「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句がよく登場しますが、その言葉に深い意味が込められているのをご存知でしょうか。ここでは、「暑さ寒さも彼岸まで」を紐解いていきます。

■「彼岸まで」の期間

 基本的なことから押さえていきましょう。彼岸には春彼岸と秋彼岸があります。それぞれ、春分の日(3月21日頃)、秋分の日(9月23日頃)を中日とし、その前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。

 【 春彼岸 】春分の日が3月21日の場合
  ・3月18日:彼岸入り
  ・3月21日:彼岸の中日(=春分の日)
  ・3月24日:彼岸明け

 【 秋彼岸 】秋分の日が9月23日の場合
  ・9月20日:彼岸入り
  ・9月23日:彼岸の中日(=秋分の日)
  ・9月26日:彼岸明け

 春の彼岸を「彼岸」「春彼岸」と呼ぶのに対し、秋の彼岸を「のちの彼岸」「秋彼岸」と呼びますが、いずれの彼岸もお墓参りに行く風習があります。

■「暑さ寒さも彼岸まで」という理由

 春分や秋分は二十四節気の一つで、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。

 秋は秋分の日(=彼岸の中日)を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。つまり、太陽の出番が短くなるので暑さも和らいでいくわけです。春はこの逆ですね。

 しかし、昼と夜の長さが同じだからといって、春分と秋分の気候が同じになるわけではありません。暑さの名残で秋分のほうが10度以上も気温が高いのですが、厳しい暑さや寒さの目途がつくころなので、「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるようになりました。

■お墓参りとの関係

 「暑さ寒さも彼岸まで」の彼岸にはお墓参りに行く風習がありますが、なぜでしょう? 実は春分と秋分の太陽に関係があります。仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私達がいる世界を此岸(しがん)といいます。

 彼岸は西に此岸は東にあるとされ、太陽が真東から昇り真西に沈む秋分と春分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。

 迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じるときですから、暑さ寒さやそれに伴うさまざまなつらさも、彼岸のころには和らぎ楽になると考え、励まされていたのでしょう。自然に寄り添う暮らしの中で、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉の深さが身に沁みるのです。

■「暑さ寒さも彼岸まで」の意味と使い方

 □意味
 厳しい残暑や寒さも彼岸のころには和らいで過ごしやすくなる、という意味。日本人の季節に対する感覚を表現しています。

 □使い方
 季節の移ろいの目安として、その時々の状況に合わせて使います。

 <肯定>
 (例)「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、残暑もおさまり涼しくなりました。

 <否定>
 (例)昔から、「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、今年はまだ残暑が続きそうですね。やはり、温暖化の影響でしょうか。

 <期待・願望>
 (例)「暑さ寒さも彼岸まで」というように、もうじき楽になるから頑張りましょう。

 昔と比べて気候が変化しており、従来の季節感とのずれを実感することが多くなりました。暑い寒いだけではなく、「暑さ寒さも彼岸まで」の背景にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
 (All Aboutより)

暑さ寒さも彼岸まで、もうじき楽になるからおいらも頑張りましょうね・・・。



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posted by ドリンキンクラブ at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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